- きごう
- I
きごう【帰仰】〔仏〕 仏法に帰依(キエ)し, あつく信仰すること。 帰依渇仰(カツゴウ)すること。IIきごう【徽号】(1)「旗号」に同じ。(2)天皇から高僧に生前贈られる号。 禅師号・大師号など。IIIきごう【揮毫】〔ふでを揮(フル)う意〕文字や書画を書くこと。IV
「扇に~し, われ之に題す/十和田湖(桂月)」
きごう【旗号】旗じるし。 旗章。 徽号(キゴウ)。Vきごう【記号】(1)一定の事象や内容を代理・代行して指し示すはたらきをもつ知覚可能な対象。 狭くは種々の符号・しるし・標識などを指すが, 広くは言語や文字, さらには雨を知らせる黒雲や職業を示す制服なども含まれる。 事象との結びつきが雨と黒雲のように事実的・因果的なものを自然的記号, 職業と制服のように規約的なものを人為的記号と呼ぶ。 また, 事象との結びつきが一義的・直接的なものをサインまたはシグナル, 多義的・間接的であるものをシンボルとする分類もある。 交通信号や道路標識は前者の, 言語や儀礼は後者の代表である。(2)特定の学問分野で対象・概念・操作などを表示するために用いられる符号。「論理~」「化学~」
(3)〔言〕 ソシュール言語学において, 能記(記号表現)と所記(記号内容)の両面をもった言語研究の単位。 両者の結びつきは恣意的とされる。VIきごう【貴号】栄誉を表す称号。 爵位や学位など。VIIきごう【鬼号】戒名(カイミヨウ)。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.